佐賀県ミスで年金不支給 心身障害者扶養共済

県は7日、保護者の死亡後、遺族の障害者に終身年金を支給する心身障害者扶養共済制度で、佐賀市内の加入者を誤って脱退させていたと発表した。独立行政法人福祉医療機構から支払われるはずの年金(月2万円)が支給されない状態になっており、県は責任を認め、県費から同額を支給する方針。11月県議会に本年度分の支給額を予算計上する。

 同制度は、県が加入者と共済契約を結んで掛金を受け取り、県と保険契約を結ぶ機構が年金を支払う仕組み。

 4月に死亡した加入者の遺族からの問い合わせで発覚した。

 県障害福祉課によると、ミスがあったのは1995年度。障害のある家族のため2口加入していた男性が「2口目を脱退」と県に届け出た際、担当者が「2口とも脱退」と誤って同機構に連絡し、同年9月に脱退処理が行われた。一方、男性はその後も1口分の掛金を県に納付。県は後日、ミスに気付いたが、脱退処理は取り消されなかった。

 担当者は県と男性との契約は有効との認識だったが、ミスは公表されず、担当者間の引き継ぎに留められていた。県は関係職員5人を文書訓告処分にした上で「再発防止に努めたい」と謝罪した。

=引用:2011/11/08付 西日本新聞朝刊=
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豊中市障がい者市民の会

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