提訴:「生活保護費過払い、市のミス」 大野城の女性、返還取り消し求める /福岡

生活保護費の過払いは大野城市側のミスが原因なのに、後になって多額の保護費の返還を求めるのは違法などとして、同市に住む77歳の無職女性が24日、市を相手取り、返還を命じた決定などの取り消しを求める訴訟を福岡地裁に起こした。

 訴状によると、女性は両膝の関節の痛みで仕事ができなくなり、09年3月から月5万4708円の生活保護費を受給していたが、市は11年3月「女性が受給している遺族年金を収入認定していなかったため過払いがあった」として29万4808円の返還を命じた。

 また、女性は市内の団地の4階の部屋に住んでいたが、10年7月に階段の上り下りが難しくなったため、別の棟の2階に転居。費用の支給を申請したが、市は敷金約13万円について「家賃が基準額を上回っている」として支給しなかった。

 女性側は「申請時に遺族年金の受給も報告しており、過払いは市のミス。経済的余裕もない」と主張。敷金については「障害を悪化させずに生活を維持するには低層階に転居するしかなく、家賃が基準額を上回ることを理由に敷金を全く支給しないのは違法」としている。市は「訴状を見ておらずコメントできない」としている。【遠藤孝康】

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引用:毎日新聞 2012年04月25日

豊中市障がい者市民の会

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